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とうふ豆知識

豆腐屋さんのおとうふ

豆腐屋さんのおとうふは何故美味しいのでしょう?

皆さんの町の豆腐屋さんのおとうふは、その日の朝、作った新鮮な[生]のおとうふだからです。おとうふは昔から新鮮さが命なのです。時間がたてば美味しさも風味も落ちていきます。大きな水槽でとうふをさらし、冷やしながら大豆のアクととうふの余分なニガリ分を取り去ります。ですからどうしてもパックで密封された豆腐との差が出て来ます。製造されてから3〜4時間位のおとうふが最高に美味しく風味のあるおとうふです。ご家庭でも、おとうふを大きな器に水をいれて冷蔵庫で保管すると、味も風味も損なわずに召し上がれます。

一日に何万丁もの大量に製造された豆腐は、日持ちさせるため熱処理を加えます。

これは極端なことを言えば、豆腐を湯豆腐にして、冷蔵庫で5℃以下まで冷やしてから販売しているのと同じで、味や風味がどうしても損なわれます。

町の豆腐屋さんは、この道で何十年と磨いた技術と経験で、大豆から豆腐になるまで細心の注意を払って、心をこめておとうふを作っています。

われわれ豆腐屋のおとうふを、どうか味わってみて下さい。